自身のセレクトによるベスト盤
『ミッドライフ:ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』(写真)が7月15日に日本発売される
ブラー(Blur)。このベスト盤と同時期にアナウンスされた、ブラーとしてのライヴ出演で、事実上の活動休止状態から復活を果たした彼らですが、6月13日(土)、ブラーの原点であり、地元とも言える英南東部エセックス州コルチェスターで、じつに10年ぶりとなる“4人組”ブラーの復活ライヴが実現しました!
その会場に選ばれたのは、“East Anglian Railway Museum”という鉄道博物館。コルチェスター郊外のChappel & Wakes Colneという町にあるこの博物館は、彼らが20年前、(まだ前身バンドのシーモアという名前すら名乗っていない頃に)初めて公衆の面前でライヴを行なった場所でもあります。家族や友人たちを含む約150人のオーディエンスを前に、2時間、全28曲のライヴを披露しました。
現在全英ツアー中のブラーですが、アレックス・ジェイムス(b)がBBCに語ったところによると、4人はリハーサル中に新しい曲のジャム・セッションを行なっているとのこと! 久々に4人が顔を揃え、「音楽的なアイディアが溢れ過ぎて止まらない」(アレックス)状態のようです。ただ
グレアム・コクソン(g)によると、「新しい曲を仕上げるまでには、まだじっくり時間をかけたい」そうで、「何よりまず、皆で楽しみたいんだ」(グレアム)とのこと。そのため今夏の一連のライヴでは、残念ながら新曲を発表する予定はなさそうですが、ブラーとしての新音源の発表にも、期待が高まります。
イギリスはもちろん、日本でもその復活を喜んでいるファンの多いブラーですが、現在EMIミュージックでは、ブラーの新しい公式ウェブサイトを公開中。彼らの最新情報がチェックできるのはもちろん、“蔵出しPV祭り”などの企画がもりだくさん。“蔵出しPV祭り”では懐かしい映像を毎週公開していく予定とのことで、まずは第1弾として「SHE'S SO HIGH」「FOR TOMORROW」「GIRLS & BOYS」「THE UNIVERSAL」の4本を公開中ですので、ぜひチェックを。