「2インチのアナログ・マルチ・テープからマルチトラックでデジタルに取り込んだのち、鈴木智雄氏がアナログコンソールに立ち上げトラックダウン。そのトラックダウン時にトラックダウンのスタジオにマスタリング機材を持ち込み卓アウトから直にDSD11.2のフォーマットにて取り込みを行う。この11.2Mhzの容量はCDの256倍であり、SACDの4倍となる、解像度的には2023年現在考えうる最大のサイズフォーマット。今回のアナログのマスターは、その11.2Mからダイレクトにカッティングされているので、過去には実現出来なかったルーティーンであり、発売されていたものとは比べ物にならないクォリティである。マスタリングから、カッティングまで一貫してマスタークロックに“abendrot The Everest 701”を採用。これもまた10年前には実現出来なかった事で、デジタルが普及して長い年月が経つが、今のテクノロジーでこそできる最良のアプローチにより最高のマスターに仕上がった」