ニュー・シングル「S P E Y S I D E」を9月20日に発表したボン・イヴェール(Bon Iver)が、3曲入りのEP『SABLE』を10月18日(金)にデジタル・リリースします。収録曲は公開されている「S P E Y S I D E」と「THINGS BEHIND THINGS BEHIND THINGS」「AWARDS SEASON」。そのほか、EPの冒頭には「...」とタイトルの付いた12秒のトラックが収められています。
「THINGS BEHIND THINGS BEHIND THINGS」は、2020年にジャスティン・ヴァーノンの落ち着かない不安と、それにつながるすべてに直面することから生まれました。アーティストとしての未来に確信が持てないなかで、ほとんどサプライズとして書かれたこの楽曲は、自分の文脈を伝える文脈を解きほぐす過程についての瞑想であり、自分自身を元通りにする長い道のりを見つめています。「AWARDS SEASON」は最近の楽曲で、昨年、ミネアポリスのアイルズ湖周辺を長く歩きながら書きました。この曲は、身を引き裂かれるような大きな変化について歌ったものです。
『SABLE』の3曲は、ウィスコンシンにある彼のスタジオ「April Base」でレコーディングされましたが、その構想は、キーウェストやミネアポリス諸島などで練られました。ジャスティン・ヴァーノンとジムイー・スタックによるプロデュースで、「S P E Y S I D E」ではロブ・ムースがヴィオラを担当。ほかにも親しいコラボレーターが参加しています。