Boris 2003/10/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ニック・ドレイク『BRYTER LAYTER』の装丁の中には
ヴェノムがいた!ロック〜ハードコアを超えた超絶ヘヴィ・ロック
“BORIS”!今年6月にリリースされたミニ・アルバム
『あくまのうた』(写真)、やっぱりサイコーの出来栄えでした。3ピースの爆音が身体の芯を震わす快感にへたりこむこと度々・・・CD/LPと一緒にド迫力サラウンドシステムが付いてきたかのような満腹感。これでもかと“大人げない”ミックスの雨嵐!ほとほと参ってしまうカッコ良さ、今日も明日もリピート&リピートです。最近では長尺ドローン・スタイルの“boris”名義でもライヴを行なっていた彼ら、PAには内田直之(DRY&HEAVY)氏を招くなど新たな試みを炸裂させていたようですが、とりあえず11月1日の“THE TRIPLEONE 03”(共演:ゆらゆら帝国/MAD3/DMBQ/マゾンナ)で一旦ライヴ活動を休止。あの生の感動をしばらくは味わえなくなってしまうかわりに・・・と言っては何ですが、嬉しい新作リリースが決定しております!
奥深く広がる総収録時間:43分49秒、なのに曲数は1曲のみ!ドローン・スタイル“boris”がぎっちりつまった
『boris at last−feedbacker−』(PX-111 \2,415(税込))が12月25日にリリース。以前にも1曲収録・70分強!というフル・シングル「Flood」が出てはいますが、それをはるかに超えた未知の響き!驚愕の重低音!が体験できそうな予感。同日には、7月に行なわれたレコ発ツアー“Black Summer Tour”のライヴ映像を中心に、「1970」「korosu」「ibitsu」や、新曲「フリー」のクリップを収録した初のDVD作品、“BORIS”『見殺し塔からずっと』(PX-112 \3,500(税抜))までもリリース!!!耳で目で、じっくり味わう“boris”と“BORIS”。さらなる新作、フル・アルバムを期待しましょう。