伊坂幸太郎の大ベストセラー小説『マリアビートル』を、
ブラッド・ピット主演、『
デッドプール2』の
デヴィッド・リーチ監督がハリウッド映画化したミステリー・アクション『ブレット・トレイン』が、9月1日(木)に劇場公開されます。このたび、
米倉涼子が、原作のタイトルでもあり、ブラッド・ピットに指令を出す、本作最大のキーパーソンとも言える謎の女“マリア”役で日本語吹替版の声優に決定。併せて、日本語吹替版本編映像が公開されています。
今回米倉が声を演じたマリアは、ブラッド・ピット演じる殺し屋レディバグに、京都行きの超高速列車に乗ってブリーフケースを奪うよう、電話越しに指令を出す重要なキャラクター。ミッションを完了して次の駅ですぐ降りるはずだったレディバグですが、身に覚えのない殺し屋たちに次々と狙われ、マリアも予想しえなかった数々の人生最悪なアクシデントがレディバグに怒涛のごとく襲い掛かります……。マリアは謎に包まれており、機略に優れた役どころ。久しぶりに仕事復帰したばかりのレディバグに的確に指示を出しながら、唯一の味方として、不運続きで涙目のレディバグを時に励まし勇気づけ、任務遂行へと導こうとします。
併せて公開された本編映像は、とことんツイていない自分の運の悪さに落ち込む主人公レディバグに対し、なだめながら励ますマリアのシーン。レディバグは、列車内で次から次へと命を狙われるハメになり精神状態は不安定に、呼吸をなんとか整えながら「僕の悪運の底が抜けちゃって、とにかく電車を降りないと」とうずくまりながらすっかり意気消沈。しかしそんな彼を全て見透かしているかのように「深呼吸、ゆっくりね」「立ち上がって!立ち上がればもうすぐ仕事は終わるから」と優しく、しかし畳み掛けるようにマリアが声をかけると、謎の呼吸法(?)で自分を少しずつ安定させていくという、2人のナイスコンビっぷりに思わず気が抜ける、コミカルなシーンとなっています。
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