京都で開催中の展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」も話題のブライアン・イーノ(Brian Eno)が、2005年のアルバム『Another Day On Earth』以来17年ぶりとなるヴォーカル・アルバム『FOREVERANDEVERNOMORE』を10月14日(金)に発表します。ドルビーアトモス音源での配信も予定。
2021年8月に世界遺産のギリシャ アクロポリスで行なわれた、11年ぶりのライヴ・パフォーマンスのためにイーノが作曲した「There Were Bells」「Garden of Stars」のスタジオ録音と、環境問題への取り組みを目的に英ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーで開催中の展示会「BACK TO EARTH」のために制作したオーディオ・インスタレーション作品「Making Gardens Out of Silence」を含む全10曲を収録。
アルバムから先行シングル「There Were Bells」が配信中。あわせて、2021年8月に弟のロジャー・イーノとともにアクロポリスで行なったコンサートの映像を使用したパフォーマンス・ビデオも公開されました。この曲は、現在の気候の非常事態を意識させるもので、このテーマはアルバム全体を通して取り上げられています。コンサート当日のアテネは気温45度。周辺部で山火事も発生した状況に、イーノは「我々はここ、西洋文明の発祥の地にいますが、おそらくその終わりを目撃していると思いました」とコメントを残しています。