ブルース・スプリングスティーン（Bruce Springsteen）が、過去10年に及び書きためてきた楽曲や、ライヴのみで演奏してきた楽曲をスタジオ録音、日本を含む全世界20ヵ国で初登場1位を獲得した新作『ハイ・ホープス』。このアルバム制作時にレコーディングされた未発表曲4曲が、レコード・ストア・デイ限定のアナログ盤（12inch Vinyl EP / 世界で7,500枚）で登場。日本では「Sony Music Shop」での数量限定販売となります（在庫無くなり次第終了）。

　ちなみに“未発表曲”とはいっても、4曲全てがアルバムに入ってもおかしくない完成度とか。スプリングスティーンは「アルバムは長い物語のひとつの章なんだ」と考えており、主題や基調とする音に沿った楽曲のみを慎重に選んでいるため、数多くの“宝物”がごろごろ眠っているとか……。

　なお、本人は以前のインタビューにて、「俺たちがレコードを1枚録音するときは、常にアルバムの2、3枚分の曲を録音してきたんだ。その結果、たくさんの曲が使われないままに残っている。アウトテイクじゃなくって、“未発表曲”がね。それらは今から思うとレコードに入れるべきだった曲もあったし、レコードになった曲と入れ替えてもおかしくない曲がたくさんあって、99％仕上がったままで保管室に眠っているんだ。俺はレコードとレコードの間にとても長い時間がかかるから、何らかの音楽を発表する、ずっと長い間発表したかった音楽を世に出す機会を探していた。俺の作品を辿る同じ旅だけど、ちょっぴり異なった道筋なんだね」と、語っています。

　4月23日（水）には、2013年に〈ミュージケア・パーソン・オブ・ザ・イヤー〉を受賞したスプリングスティーンを讃える豪華トリビュート・コンサートが映像化、『ブルース・スプリングスティーン・トリビュート』としてBlu-ray＆DVD発売。パティ・スミス、ニール・ヤング、ジャクソン・ブラウン、エルトン・ジョン、スティングからマムフォード＆サンズ、ジョン・レジェンドなど豪華アーティストが集結し、スプリングスティーンの名曲を披露しています！