新作アルバムからの1stシングル「We Were Never Really Friends」とアルバムのタイトルトラックでもある「Columbo」に続く新曲「Tell Her」は、成就しなかった恋愛を振り返る情熱的なR&Bソング。時間を巻き戻そうとするブルーノが、手遅れになる前に伝えたかったすべての想いを吐露する様子が赤裸々に歌われており、ソトロック調のギターとミュートされたスネアドラムが、ブルーノの甘い歌声を完璧に支えている仕上がりに。ブルーノは楽曲ついて「『Tell Her』、かつて僕がとても愛していた人を、僕がいなかったパーティーで見かけた友人に、僕が自分で彼女に言うべきだったけれど言わなかったことをすべて伝えてほしいと頼んだ、ある種の手紙なんだ」とコメントしています。
ニュー・アルバム『Columbo』は、ブルーノ・メジャーにとって最も完成度が高く、完璧に自身のアーティスト性を表現した一作。華やかなピアノのイントロと、スネアのないクリーンなドラムパターンとギターの透き通った音色が、ニール・ヤングの「Out on the Weekend」を連想させる「The Show Must Go On」で幕開け、続く「Tell Her」ではとろけるようなR&Bを披露。アルバム後半には亡き祖母に捧げられた「Tears in Rain」を収め、ラストは、敬愛するクイーンからの影響が色濃く、とりわけブライアン・メイを思い起こさせるギター・ソロが秀逸な「The End」で締めくくられます。本作は、国内盤CDとデジタル / ストリーミング配信でリリース。国内盤CDにはボーナストラック2曲が追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入されます。