先日、全国ツアー〈TOUR 2013 COSMIC DREAMER〉がフィナーレを迎えた
BUCK-TICK。ツアーの“Extra Show”として、東日本大震災の発生から2年を迎える3月11日(月)、日本青年館で東日本復興支援チャリティ・ライヴ〈TOUR 2013 COSMIC DREAMER Extra〜WE LOVE ALL!〉を開催。なお、チケットの総売上金額と物販の総売上金額は全て寄付されるとのこと。
今回、会場となった日本青年館は、BUCK-TICKにとってメジャー・デビュー・ライヴ日以来、約25年ぶりとなるステージ。メンバーの
櫻井敦司(vo)もステージから見える光景を懐かしむように「20数年前と同じ光景なのかもしれない。今日はここに来れなかった人の分まで盛り上がってください」と思いを馳せながら、最新曲「エリーゼのために」「MISS TAKE〜僕はミス・テイク〜」はもちろん、「スピード」「LOVE ME」なども含む本編15曲、アンコール3曲、さらにダブル・アンコールで4曲と、全22曲を披露。
ダブル・アンコールの終盤には「今日は来てくれて本当にありがとう。僕らも3月11日にお亡くなりになった人のために黙祷を捧げたいと思います」(櫻井)と静かに語り、BUCK-TICK、関係スタッフ、この日集まった全てのファンと共に全員で静かに1分間の黙祷。そしてラストは、メジャー1stシングル曲「SEXUAL×××××!」で見事に幕を下ろしました。
今後のBUCK-TICKは、デビュー25周年を盛大に締めくくった昨年末の日本武道館の模様を映像化した
DVD&
Blu-ray『TOUR 夢見る宇宙』を5月15日(水)にリリース、そしてドキュメンタリー映画『劇場版 BUCK-TICK 〜バクチク現象〜』の公開も2部作の前篇「I」が6月15日(土)から、後篇「II」が6月22日(土)から、それぞれ2週間限定公開となるとのこと。(Photo By MASA)