1983年夏に映画『
フラッシュ・ダンス』、同年10月に映画『
ワイルド・スタイル』が公開されてから今年で41年。9年後のヒップホップ・カルチャー上陸50周年に向け、新たな一歩を踏み出した日本。そんなこの国のヒップホップの夢と希望に満ちた未来を願って、ラッパーの
CAKE-Kがヒップホップ黎明期を共に歩んだキーパーソンたちとタッグを組み夢のコラボレーションを次々と実現させます。
記念すべき第1弾は、日本で最初にB-BOYと呼ばれた男
CRAZY-Aと、ニュースクールの先駆け
MELLOW YELLOWを迎え今の日本のヒップホップ・シーンに一石を投じます。タイトルは「NAME OF THE GAME」。4月30日(火)より配信開始。
“Name of the game”=最も重要なこと、いちばん肝心な点という意味。ゲームの名前にはそのゲームの一番肝心なポイントが含まれていることが多いことから使われます。もちろん曲の中で言っているゲームとはラップ・ゲーム / ヒップホップ・ゲームのことを指しています。ある者はマイク、ある者はターンテーブルを操り、ヒップホップに心奪われた者すべてがプレイヤーとなります。歴史が浅かった20世紀、決着はすぐにつくと思われていましたが、ゲームは長丁場の様相を呈してきました。この国のヒップホップ・ゲームに於いて重要なものは富かそれとも名声か……。
日本ヒップホップの重鎮CRAZY-A、若い世代との橋渡しを務めるMELLOW YELLOWがそれぞれの立場からこのゲームにおいて何が重要かを説きます。ホストはCAKE-K。“ヒップホップの真の勝者は誰だ!”。