飛ぶ鳥落とす勢いの
BRING ME THE HORIZON(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)をスペシャル・ゲストに迎え、9月1日東京、2日大阪と開催された
BULLET FOR MY VALENTINE(ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン)ジャパン・ツアー。両日共に、何かと気になるバーバリアン・パンキッシュ・ヘヴィロック、
CANCER BATS(キャンサー・バッツ)がサポート・アクトとして登場!“サポート”名目以上のステージングで会場を暖めました!
最新作
『Bears, Mayors, Scraps & Bones』のタイトルともなっている、キャラクターの立った4人。初来日となった昨年の<SUMMER SONIC 09>で彼らのステージングを目の当たりにし、再来日を熱望されていた方も多いのでは?
長髪(ちょい薄め)を振り乱し、独特のギョロっとした目をひん剥きながらところ狭しと咆哮するLiam Cormier(vo)、“くまさん”のごとき風貌で黙々とヘヴィ・リフを繰り出すScott Middleton(g)。そして熱いハードヒットとクールなタイトさを併せ持つJaye Schwarzer(b)とMike Peters(dr)のリズム隊。パンク? ハードコア? メタル? ハードロック?と考える時間が完全に無駄だということを思い知らされる、ただただロックなぶっとい音を放つ4人。巨大なタワシとスチールウールの混合物のような、よく分からないモジャモジャとした雰囲気がこのバンドの最大の魅力です。
そしてとにかくバンドもファンも楽しそう。ヴォーカルのLiamは今回の出演者中、最もファン&ポジティヴなヴァイブスを放っていたと言えるでしょう。そんな彼らに
BEASTIE BOYS(ビースティ・ボーイズ)「Sabotage」のカヴァーはぴったり。待ってましたとばかり会場は大盛り上がりとなりました。
今回見逃してしまった方は、最新PV「Scared To Death」で動く彼らをチェック!『Bears, Mayors, Scraps & Bones』を聴いてまたの来日を期待して待ちましょう!