ジャズ史にその名を刻むアルト・サックス奏者
キャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)が、1966年6月と1967年10月に弟の
ナット・アダレイ(cor)、
ジョー・ザヴィヌル(p)、
ヴィクター・ガスキン(b)、
ロイ・マッカーディ(ds)を従え、米シアトルのジャズ・クラブ“ザ・ペントハウス”で行なった未発表ライヴが作品化され、『スウィンギン・イン・シアトル: ライヴ・アット・ザ・ペントハウス 1966-1967』(KKJ-1032 2,500円 + 税)として12月15日(土)にリリースされています。
本作は、いまや“ジャズ探偵”と称され、ジャズの歴史を塗り替える貴重音源の発掘を続けるレーベル「Resonance」を主宰するゼヴ・フェルドマンと、カナダの名ジャズ・レーベル「Cellar Live」のコリー・ウィーズがタッグを組んだ注目レーベル「Reel to Real」の第1弾リリース。ジャケット・デザインやブックレットは「Resonance」と同様のスタッフが手がけています。
本作の演奏はすべて未発表で、『Cannonball In Japan』に収録された66年夏の来日公演にも通じるホットでグルーヴィなパフォーマンスを収録。またマッカーディのシャープなドラミングも聴きどころとなっています。