カリブー(マニトバ) 2005/01/14掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
轟音ギター系インディ・ロックのムーヴメント、シューゲイザーの匂いを感じるエレクトリック・ホワイト・ノイズに、ひしゃげたフェイク・ジャズまでをも盛り込んだソフト・サイケを絶妙に混ぜ合わせたエレクトロ・シューゲイザーの名作
『アップ・イン・フレイムス』(写真)で世界中から絶賛の嵐を浴びた、カナダの
マニトバ(Manitoba)。
2004年10月にUSパンク・バンド、
ディクテイターズの元ヴォーカリストであるハンサム・ディック・マニトバに“マニトバ”という名称が商標権侵害に当たるとして訴えられたため、新たに“カリブー(Caribou)”名義で活動することになった彼でありますが、そのカリブー名義としては初となるニュー・アルバム
『The Milk of Human Kindness』がいよいよリリースされることに!
アルバムは彼曰く“メロディを大切にしながらも曲の構造はさらに奇妙になった、よりダイナミックでマッドな作品”に仕上がっているそうで、全11曲を収録予定。一部では“マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの『ラヴレス』を超えた!”なんて意見も出た名作『アップ・イン・フレイムス』に続く作品なだけに、これは注目です! アルバムはUSにて4月19日にリリースが予定されています。
なお、アルバムに先駆けてUSでは2枚のシングルがリリースされる予定。2月には「Barnowl」の限定12インチ版が、3月7日には「Yeti」のCD版とアナログ版がそれぞれリリースされる予定です。なお、シングル「Yeti」には「The Spiritually Immature Mansion」「Boreal Forest Opper」といった曲が収録される模様ですよ。ファンはこちらも注目を!
●『The Milk of Human Kindness』
(01) Yeti
(02) Subotnick
(03) A Final Warning
(04) Lord Leopard
(05) Bees
(06) Hands First
(07) Hello Hammerheads
(08) Brahminy Kite
(09) Drumheller
(10) Pelican Narrows
(11) Barnowl