株式会社ユキムが、英国の世界的なクラシック・レーベルである EMI(英コロンビア / HMV時代を含む)について、ワーナー・ミュージック社と日本におけるアナログ・レコードの独占販売権を取得。ワーナー・ミュージックの全面協力のもと、アビーロード・スタジオに保管されている膨大なクラシック・ライブラリーから“とくに演奏の優れている”“マスターテープの状態の良い”“希少価値の高い”アルバムをユキムが厳選し、新たにマスタリングを行なって“YUKIMU CLASSIC LP COLLECTION”として各タイトル300枚を限定発売します。
それぞれのタイトルは180g重量盤300セット限定。2016年末発売予定の第1回、2017年春頃発売予定の第2回の計12タイトルについては、セット販売(第1回: 6タイトル7枚組 / セット型番: YKMLP-SET1 39,000円 + 税、第2回: 6タイトル6枚組 / セット型番: YKMLP-SET2 36,000円 + 税)のみ2016年10月1日(土)より販売店にて先行予約が開始されます。
“YUKIMU CLASSIC LP COLLECTION”はセッションテープそのものである貴重な“ファイナル・マスター”を使用してリマスタリングを実施。発売されるタイトルのなかには、ファイナル・マスター・テープがドライアウト(接着剤剥がれ)してしまったものや、過去にリマスター履歴がないものなどもありますが、それらのエディット
(接着作業など)も敢行し、ファイナル・マスターからのマスタリングに拘りました。
最終的なサウンドの決定は、イタリアでもっとも権威のある音楽誌『CD CLASSICA』『ORFEO』の創刊に携わり、現在では同誌の発行人も務めるピエール・ボルダック(Pierre Bolduc)が担当。ボルダックはワーナー・ミュージックと深い関わりを持ち、大指揮者
カルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini)や
アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini)とも親交が深かった、クラシックに非常に精通した人物です。
最初に発表される 12タイトルのうち、ジュリーニ指揮のロッシーニ序曲集は発売記念として45回転2枚組で登場。以降は33 1/3回転で発売されます。12タイトル発売後も過去にリマスターされたことのない歴史的名演なども含め、定期的に6タイトルずつを発売予定です。