マドリッドからメキシコ・シティへ。快適なはずのビジネスクラス。しかし、その飛行機は機体トラブルで着陸不能の状態だった……。緊迫した状況の中、3人のオネエ客室乗務員たちは乗客を楽しませようと歌って踊り、怪しいオリジナルカクテルを振る舞う。徐々に明かされていく曲者だらけの乗客たち。果たしてこのフライトを無事に終えることができるのか――。
『オール・アバウト・マイ・マザー』や
『トーク・トゥ・ハー』などで知られる
ペドロ・アルモドバル監督の最新作、映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』が1月25日(土)より公開。これに先駆け、1月21日(木)には「セルバンテス文化センター東京」にて、タレントの
カルーセル麻紀を迎えたトークショー付き試写会が開催。
機体トラブルで空中旋回を続ける旅客機の中で、乗客が自分の正体を次々と明かしていく本作の内容にちなんでのエピソードとして、「私は夏は必ずフランスパリに行って、パリに入ってから、バカンスどこに行こうかと考えるんです。女友達とイタリアに行った際に、ミラノからベネチア行の飛行機に乗りました。ファーストクラスの席について、3分もしないうちにパーサーが席まできて、パイロットがコックピットに来ないかと言っていると。せっかくだからと女友達に説得されてコックピットに行ったら、シャンパンを振る舞われ、機長も副機長も離陸前に飲んでるんですよ! そしてそのままベネチアへ向けて離陸して“この飛行機大丈夫かしら?”と心配になりましたね。無事ベネチアに着いた後も副機長がホテルに来て、飲みに行ったりしたり。楽しかったですね」「私も若くて50歳ぐらいでしたから(笑)、20年くらい前ですね」(カルーセル麻紀)と、レアな体験を披露。会場を大いに盛り上げました!