60年におよぶ活動歴を誇る伝説的ジャズ・サックス奏者、
チャールス・ロイド(Charles Lloyd)が、
ジェイソン・モラン(p)、
ルーベン・ロジャース(b)、
エリック・ハーランド(ds)といった精鋭ミュージシャンと結成し、今年で活動10年目を迎えたチャールス・ロイド・ニュー・カルテットがニュー・アルバム『パッシン・スルー』の
日本盤(UCCQ-1071 2,600円 + 税)を8月23日(水)にBLUE NOTEよりリリース。
ロイドは1938年、米テネシー州メンフィス生まれ。60年代にキース・ジャレットやジャック・ディジョネットを含む自身のクァルテットを結成。1966年に名盤『
フォレスト・フラワー』を発表し、絶大な人気を獲得するも、70年代は第一線から退きシーンから隔絶した生活を送っていました。しかし、80年代にミシェル・ペトルチアーニとの出会いを機に復活。2015年には約30年ぶりとなるBLUE NOTE復帰作『ワイルド・マン・ダンス』を発表。2016年にはビル・フリゼールらを擁する新プロジェクト、ザ・マーヴェルスを結成し『
アイ・ロング・トゥ・シー・ユー』をリリースしました。
新作『パッシン・スルー』は、1曲目の「ドリーム・ウィーヴァー」が2016年6月30日の〈モントルー・ジャズ・フェスティバル〉での演奏、そのほかの収録曲は、同じく2016年6月に開催された米ニューメキシコ「Lensic Performing Arts Center」のライヴ音源です。