川谷絵音、
CHAI、
ねごと、
グループ魂ら16組のアーティストが
チャットモンチーの楽曲をカヴァーしたトリビュート・アルバム『
CHATMONCHY Tribute〜My CHATMONCHY〜』のリリースを3月21日(水)に控えるチャットモンチーが、6月8日(金)に公開される映画「
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(監督
李闘士男)の主題歌を担当することが決定。
2010年に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問が話題となり、回答者が続出。その内容にインスパイアされた
ほぼ日Pがボーカロイド・
初音ミクで制作した同名オリジナル楽曲を発表し、ニコニコ動画で再生回数1位を獲得。現在200万回以上の再生を記録しているほか、コミック・エッセイ化もされています。その一大ブームとなった投稿が、同タイトルでついに実写映画化。
不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを演じるのは、ラブストーリーからアクション作品まで幅広くこなす
榮倉奈々。超フツーで冷静なちえの夫・じゅん役には、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じる
安田 顕。さらに
大谷亮平、
野々すみ花などユニークで豪華なキャスト陣が集結しています。
2018年7月の“完結”を発表しているチャットモンチーにとって、映画タイアップは今回で4作目。純粋で真っ直ぐな想いを清々しく聴かせる楽曲の持つ雰囲気が「ちえ(榮倉)とじゅん(安田)の不器用だけれども互いを想い合う関係性と、映画の幸せの詰まった優しい世界観にぴったり」との理由から今回の楽曲タイアップが実現。本作のために楽曲を書き下ろしています。楽曲は後日公開。
オファーを受けた時は、好きな出演者の方々で、しかもとても気になるタイトルで嬉しかったです。
どの死んだふりも面白くて可愛らしくて、人の家の中には自分の知らない宇宙が広がっているんだなあと感動しました。
作った曲には、私たちなりの死んだふりをつめこみました。
愛すべき2人の自由さの余韻になれれば最高です。――チャットモンチーポスターからは想像がつかない程、人生についての深いテーマが描かれている映画になっています。
しかし、とても温かい気持ちになる映画でもあります。
物語の最後に流れるチャットモンチーさんの澄んだ綺麗な歌声に包まれて、足取り軽やかに映画館を後にすることができるような気がします。鮮やかな彩りを加えていただきました。――榮倉奈々曲中の“愛する君 自由な君”という言葉が、この映画のヒロインに、しっくりくるのではないでしょうか。
チャットモンチーさんのキュートでキャッチーなロックが映画に彩りを与えてくださることに、感謝申し上げます。。――安田 顕橋本さんも福岡さんも、とてもキュートな方でした。で、映画の冒頭シーンを少し見せたら、笑ってくれて、、、それだけもう好きになりました。
こうなると、上がってくる楽曲に間違いはないのです。
チャットモンチー独特のリズムとメロディーが、チャーミングに映画のエンディングを飾ってくれています。
ちょっと変な感じがするのも、この映画と同様に良いのです。――李闘士男チャットモンチーさんは、独特な世界観を持ち、一曲一曲に全力を出されている印象を持っていまして、映画に出てくる不器用だけれども一生懸命お互いのことを想い合っているデコボコ夫婦の映画にはぴったりだと思いました。完成した楽曲も、お二人の強いメッセージがストレートに刺さる素晴らしい曲です。本作には色々な夫婦が登場します。楽曲を聞きながら、何通りもの愛のカタチについて想いめぐらし、愛おしい気持ちになりました。――宮前泰志(プロデューサー / カラーバード)