2011年3月7日にデビュー10周年を迎えた
CHEMISTRYが、先日リリースされたベスト・アルバム
『CHEMISTRY 2001-2011』がロング・セールスを続ける中、全国7都市 / 9公演の全国ツアーがスタートしました。
初日を迎えた会場は、福岡サンパレス。“CHEMISTRY(化学)”と“デビュー10周年”になぞらえ、原子番号10番目の元素“neon(ネオン)”と名付けられた今回のツアー、東日本大震災の影響によりエネルギー不足を考慮した上での“節電ツアー”に大幅に変更しての開催に。また、メンバーの希望により、各ライヴ会場では義援金箱を設置。集まった義援金は、全額日本赤十字社を通じて寄付されます。
会場ではこのほかにも、CHEMISTRYの所属事務所「Sony Music Artists」によるチャリティTシャツ「Time for Action! Official Tee」を販売。このTシャツは、「Sony Music Artists」が「Time for Action!」を合言葉にスタートした東日本大震災の長期支援活動の一環。ニューヨークのアーティストRodney Alan Greenblatから贈られたイラストがプリントされており、収益は日本赤十字社に寄付されます。
ツアー初日となった福岡サンパレスは超満員、CHEMISTRYは大ヒット曲「PIECES OF A DREAM」「You Go Your Way」などデビューからの10年を彩ったヒット・ソングをはじめ、昨年期間限定で結成したユニット“CHEMISTRY+Synergy”としてダンスで魅せるエンタテインメント性の高い楽曲などもパフォーマンス。
アンコールの合間には、観客を前に「こんなときですが、こんなにたくさんの人に集まって頂き、本当にありがとうございました」(
堂珍)と感激をにじませ、「このようなときに、歌を歌っていいのか悩み続けました。悩んだ末に、CHEMISTRYとして堂珍・川畑で、歌うことを選びました。(震災の影響で公演がキャンセルとなった)仙台には必ず行きたいと思っています。歌手として、歌うことで何かを返せたら」(
川畑)とコメント。また、会場に義援金箱を置いていることにも触れ、寄付を呼び掛けました。