今年2月9日に急逝したジャズ界の巨匠
チック・コリアと、世界を舞台に活躍を続ける
小曽根真によるピアノ・デュオ・アルバム『レゾナンス』が、8月11日(水)にリリースされます。
小曽根は、バークリー音楽大学の学生だった1982年にコリアと出会い、以来、2人は親交を深めてきました。2016年にはステージに2台のピアノを置いた全11公演のデュオ・ツアーが実現。全国各地で絶賛を浴びたそのツアーからベスト・テイクを選び、2枚のCDに収録したのが『レゾナンス』です。
アルバムは、チックが亡くなる前に企画され2人の間で選曲まで済んでいたものの、チックの急逝を受けて、小曽根と、チックの名盤を数多く手がけてきたレコーディングエンジニアのバーニー・カーシュが完成させました。お互いのオリジナル曲(デュオ用に書き下ろされたナンバーを含む)、クラシック曲やスタンダード・ナンバー、そして完全即興パフォーマンスを収録。長年の友情で結ばれた2人による以心伝心のインタープレイを聴くことができます。
また、チックは今秋に自身の80歳を祝う日本ツアーを計画していましたが、急逝を受けて、小曽根真と
上原ひろみによるチックへの追悼コンサート〈Tribute to Chick Corea 小曽根真×上原ひろみ〉が開催されます。
©Chick Corea Productions