THROBBING GRISTLE、CHRIS & COSEYの
Chris Carterが、オリジナル単独フル・アルバムとしては1999年の『Small Moon』(Conspiracy International)以来実に19年ぶりの新作『Chemistry Lessons Volume One』を英老舗「
Mute」よりリリース。ボーナス・トラックを追加収録した
国内盤CD(TRCP-227 2,200円 + 税)の発売が3月30日(金)に決定しています。
1960年代の電子音楽や、古の英国フォーク・ミュージックからの影響が滲み出ているとCarterが語る本作は、全25曲・1時間強に亘る大作。Carter過去作や近年のTG、CARTER TUTTI VOIDのファンのみならず、シンセウェイヴ、アンビエント / ウィッチ・ハウス、ブリープ・テクノのファンにもアピールするであろう内容となっています。なお、作中で使用されているヴォイスには、故Peter Christophersonと共同で制作した人工音声が含まれているとのこと。発売に先駆け、収録曲「
Blissters」が公開中。
また、THROBBING GRISTLEは1stフル『
The Second Annual Report』のリリースから40年目を記念したリイシュー・シリーズが昨年からスタート。現在までに『The Second Annual Report』(1977)、『
20 Jazz Funk Greats』(1979)、『
The Taste of TG: A Beginner's Guide To The Music Of Throbbiing Gristle』(2004)の3タイトルが装いも新たに発売されています。