2024年の初来日公演が大きな話題を呼んだ
クレア・ラウジー(claire rousay)が、長年共演を重ねてきた
モア・イーズとの新たなコラボレーション・アルバム『
ノー・フロア』を3月21日(金)に発表します。フィジカルのリリースは、海外はアナログ盤のみ。日本でのみCD化されます。また、アルバムから「ライムライト、イリーガリー」と「カインダ・トロピカル」の2曲が公開中、2月26日(水)には「ロウカントリー」が公開されます。
かつて2人は米テキサス州サンアントニオで活動していましたが、現在、ラウジーはロサンゼルス、イーズはニューヨークにそれぞれ拠点を置き、遠く離れて暮らすなかでこのインストゥルメンタル・アルバムは制作されました。収録する5曲のタイトルは、2人が青春時代に通った、共通の思い出があり、非常に影響を受けたバーの名前にちなんだもの。これまでのようなオートチューンを取り入れたハイパーポップなサウンドは影を潜め、フィールド・レコーディングを駆使することもなく、アコースティック楽器の演奏者としてのスキル、伝統的な作曲アプローチ、先見的なサウンドデザイナーとしての天賦の才能を結び付け、2人のみで精巧で緻密な音世界を構築し、新たなアメリカーナとも言える、牧歌的でメランコリックな「音と感情」のコラージュ・ミュージックを創り出しています。
2人はアルバム発売のアナウンスに際し、「非常に近いところにいた私たちが、離れて暮らすようになり、さまざまなシーンに関わるようになるにつれて、私たちはより真剣な会話をするようになりました」(クレア・ラウジー)、「すべての曲のタイトルは、私たちがよく通ったバーにちなんで名付けられていて、まさに友情の探求なんです」(モア・イーズ)とコメントしています。