2024年10月に通算10枚目となるアルバム『ムーン・ミュージック』を発表後、同作の豪華版『ムーン・ミュージック（フル・ムーン・エディション）』を続けてリリースしたコールドプレイ（Coldplay）が、2月7日（金）1:00に同アルバム収録曲「マン・イン・ザ・ムーン」（Man In The Moon）のミュージック・ビデオを公開しています。

　ミュージック・ビデオは、コールドプレイ「ヒム・フォー・ザ・ウィークエンド」（Hymn For The Weekend）でも知られるベン・モー（Ben Mor）が監督を務め、ワーナー・ミュージック・シンガポールとシンガポール政府観光局の協力のもとで撮影が行なわれました。シンガポールのユニークな街並みを背景に、シンガポールの象徴的な建造物であるマリーナ・ベイ・サンズから歴史的なフォート・カニング・パーク、活気あふれる近隣地域まで、シンガポールのシンボルや隠れた名所にスポットライトを当てながら、フィナーレでは若者たちがマリーナ・ベイ・サンズに集結し、ミュージック・ビデオのために特別に作られたフローティング・ステージでコールドプレイと一緒にコーラスを熱唱するというストーリーを描いています。

　コールドプレイは、ミュージック・ビデオについて「シンガポールにいる間に本作を撮影し、若くて活気のある素晴らしい人たちを撮影した。僕たちは、今まで撮影したことのない場所で撮影したり、できるだけ人々を混ぜたりすることにわくわくして挑戦してみたくなる。海の真ん中でダンスパーティのようなものをしたのは本当に楽しかった」と語っています。

　ミュージック・ビデオにおいて、印象的なコスプレ・アーティストから大胆なクリエイターまで、シンガポールの才能ある人々が多様な背景やアイデンティティを持つ若者たちを演じているシンガポールの多文化的な環境は、異なる背景や物語を持つ人々が集い、個々の違いを超えて団結し、経験を共有するという「マン・イン・ザ・ムーン」のテーマを体現するのにふさわしい背景となっています。