7月29日〜31日に開催されたフジロックフェスティバル。今年は会場を含む新潟県が集中豪雨に見舞われ、前夜祭、1日目は強い雨に降られることもたびたび。しかし2〜3日目は晴れ間も見られるなど、気温も低めで比較的過ごしやすい3日間だったといえるでしょう。今年は延べ115,000人を動員する盛況となりました。
ツイッターを見ていてもいまだフジの余韻から抜け出せない方も多いようですが、そんな興奮冷めやらぬ中、オフィシャル・ライヴ写真が続々と公開されました。
最大キャパを誇る<GREEN STAGE>の1日目のトリを飾ったのが
コールドプレイ。雨の中、観客と一体となって名曲をシンガロングする姿が印象的で、ラストには先日発表された新曲「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」を披露してくれました。
2日目のトリを飾った
フェイセズは、昨年の再結成後、待望の日本上陸ということで、往年のロック・ファンがこぞってステージ前に集合。衰えることのない圧巻のグルーヴを見せ付けてくれました。
3日目は
小山田圭吾や
フェネスを迎えた編成で披露された
YMOと、6回目のフジとなる“王者”
ケミカル・ブラザーズが出演。YMOは名曲の数々を現代版にアップデートしたアレンジで披露。観客には若い人たちが多かったのも非常に印象的でした。
ケミカル・ブラザーズは、冒頭からヒット曲の数々を惜しげもなく披露し、会場を最高のダンスホールに。終演後は頭の上から湯気を立ち上らせているお客さんもたくさん見受けられました。
そして、ケミカル・ブラザーズの後にスペシャル・ゲストとして登場したのが
ザ・ミュージック。彼らは解散をすでに発表しており、このステージが日本ラスト・ツアーの本当の最後。そんなしんみりした空気を微塵も感じさせることなく、彼らは熱いグルーヴ・ロックを演奏。エネルギーを出し切った彼らは、アンコールをすることもなく、潔く日本最後のステージを後にしました。
明日は<WHITE STAGE>編をご紹介します。お楽しみに!