UKからエイフェックス・ツインやオウテカといった世界的な成功を収めるエレクトロニック・アーティストが出現するなか、90年代の終わりに日本からのカウンターとして現れたCOM.A(コーマ)が、6月3日(水)に13年ぶりとなるアルバム『Fuck Dream and Kill Hope』(CD PCD-24941 2,400円 + 税)をリリース。併せて、アルバムのリード曲「Liar’s hand」のオフィシャル・オーディオのショート・ヴァージョンがYouTubeにて公開されています。
COM.Aは、実兄でもあるジョセフ・ナッシングとのユニット、ROM=PARI(ロム・パリ)と並行しながら、98年にCOM.A名義での活動を開始。世界各地のレーベルからリミックス・ワークやコンピレーションへの参加にオファーを受けるなか、盟友SHIRO THE GOODMANとともに「ROMZ RECORDS」を設立して自身の作品をリリース。さらに、Kid606が主宰する米サンフランシスコのレーベル「Tigerbeat6」でも作品をリリースするなど、当時の国内外のシーンに多大な影響を与えたアーティストです。
最新作『Fuck Dream and Kill Hope』は、攻撃的なタイトルから想起させられるようなアグレッシヴなフューチャー・ノイズからメロウなダウン・テンポ、洗練されたアンビエントまで、変幻自在なスタイルを披露。エレクトロニック・ミュージックの歴史と進化、さらに未来をも感じさせる2020年代の幕開けにふさわしいサウンドを聴くことができます。