幅広い洋楽アーティストとレパートリーを抱えるユニバーサル ミュージックが、
ビリー・アイリッシュ、
テイラー・スウィフトらの最新ヒット曲で英語を学べるプラットフォーム「UM English Lab.」を開設。ローンチした3月14日(金)には、卒業を控えた中学3年生が参加するなか、ゲストに
クリスタル・ケイを迎えた解説発表イベントが東京・渋谷区立原宿外苑中学校の体育館で開催されました。
「UM English Lab.」は、豊富な洋楽アーティストの楽曲を生かしてユニバーサル ミュージックがオリジナルの英語の副教材を制作。全国の英語教師へこれらの教材を「無償」で提供する画期的なプラットフォーム。教師は同プラットフォームを通じてオリジナル教材をダウンロードすることができ、その教材の制作費や楽曲著作権はユニバーサル ミュージックが全て負担。また、教師がこれらの教材を元にした授業を行なうことによって、生徒は
ビートルズや
カーペンターズなど親世代がなじんだ往年のポップスだけでなく、テイラー・スウィフト、
レディー・ガガといった今現在も活動しているアーティストの楽曲から今の時代の「生きた英語」を学ぶことができます。
ローンチに先がけ、3月4日に渋谷区立原宿外苑中学校で行われた本教材を用いてのデモ授業後にとった生徒へのアンケートでは、授業への満足度が10段階評価のうち「10」が70%、「9」が20%。授業への理解度は「10」が75%、「9」が14%。授業後の興味の変化については、「もともと英語学習に興味はなかったが、興味を持った」という生徒が32%、「もともと洋楽に興味がなかったが、興味を持った」として生徒が20%。「UM English Lab.」の効果が如実に表れた結果となりました。
解説発表イベントに登壇したクリスタル ケイは、英語でのコミュニケーションでいちばん何が大事だと思いますか?と問われ「失敗を恐れず、勇気を持って英語を使うことが大事だと思う。授業で学んだ簡単なフレーズを伝えてみるだけで人間関係が広がっていくこともある」とコメント。また、「UM English Lab.」の取り組みについて「洋楽を通じて、好きなもの、遊びながら、楽しみながら、自分から主体的に勉強することは、生きた英語を学ぶうえでとても重要だと思う」「世界中に輪を広げるきっかけになるとすばらしい取り組みだと思う。私も先生をやってみたい!」と語り、洋楽の歌詞について語るなかで、
マイケル・ジャクソンの「ヒール・ザ・ワールド」を口ずさむ場面もありました。
「UM English Lab.」のオフィシャル・サイトでは、映画『ウィキッド ふたりの魔女』の楽曲「Defying Gravity」や
マルーン5の「Sugar」から英語を学ぶ記事や、英語教育に関するインタビュー、教職員向けの副教材など、さまざまなコンテンツが公開中です。