ショパン国際ピアノ・コンクール第3位、ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第1位、第14回チャイコフスキー国際コンクールグランプリと、世界の名だたるコンクールで受賞・優勝を重ねる破格のピアニスト、
ダニール・トリフォノフ(Daniil Trifonov)が10月末より来日公演を行ないます。
10月28日(水)京都・青山音楽記念館バロックザールおよび10月29日(木)東京・初台 東京オペラシティで予定されているリサイタルでは、
シューベルトのピアノ・ソナタ第18番や
ブラームスの『パガニーニの主題による変奏曲 第1巻』、
ラフマニノフのピアノ・ソナタ第1番などを演奏予定。技巧だけでなく音楽的な質や理解も問われるプログラムだけに、トリフォノフの“今”を体感できる構成となっています。
一方、10月31日(土)東京・赤坂 サントリーホール、11月1日(日)愛知・名古屋 愛知県芸術劇場、11月2日(月)静岡・浜松 アクトシティ浜松で予定されている
イルジー・ビエロフラーヴェク(Jiří Bělohlávek)指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)との共演では、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏予定。なお、10月31日(土)と11月1日(日)のチケットは早くもほぼ完売となっています。
アルゲリッチをして「すべてに加えてそれ以上の何かを備えている」といわしめた、卓抜した技巧と繊細かつ深い音楽性で世界を席捲するトリフォノフ。成長を続ける俊英の今この瞬間を、ぜひ生で聴いてみてはいかがでしょうか。