米津玄師との「
打上花火」や
中田ヤスタカとの「ぼくらのネットワーク」といったコラボレーションでも人気のラップ・シンガー、
DAOKOと“サムライ・ギタリスト”としてワールドワイドに活躍する
MIYAVIによるコラボレーションにより生まれた「千客万来」が、7月5日(金)公開の
藤原竜也主演、
蜷川実花監督映画「Diner ダイナー」の主題歌に決定。同曲のミュージック・ビデオが公開されています。
MVの総監督は蜷川実花、クリエイティブディレクターは
箭内道彦という、「千客万来」のジャケット・ヴィジュアルも手掛けた2人が担当。映画製作スタッフを総動員した「Diner ダイナー」の世界観を彷彿させるミュージック・ビデオとなっています。
総監督の蜷川実花はMVについて、「2人の力強さが、きっちりぶつかり合うようなミュージックビデオを目指しました。元々、物凄くパワーのある2人なので、その2人が起こす化学反応をきっちりとビジュアル化できればと思っていました。2人の力がぶつかるし、上から雨も降ってくるので、そういう負荷がかかった時に、どのような化学変化が起きるのか、ビジュアル的には新しい仕掛けになったのではないかと思います」とコメント。さらに、楽曲を聴いてからMVでどのように想像して展開したかについては、「力がぶつかり合うのがビジュアルでも出てくると良いと思っていたのでメインに考えました。映画の中で出てくる、いくつかの要素をシンボリックに使いたくて、水が降ったり、花びらが降ったり、ネオンが光り輝いたりします。物語にそこまで沿うような形ではないのですが、映画を彷彿とさせるようなビジュアルを作りました」とコメントしています。
蜷川総監督が作る映画の世界観に対して、DAOKOは「蜷川実花監督の色彩の鮮やかさというのが、映画でも花が咲くような形で表れていたのですが、今回、カナコさんが自分と年齢が近い女の子ということで共感できて、悩める子羊達の背中を押してくれる繊細さを感じました。世界観的には豪快なところもあり力強い部分もありますが、その繊細さがある部分が印象的でした」とコメント。MIYAVIは、「色彩感覚も含めすごく独特で、“今”の東京感がいつもそこにあるのが、蜷川実花ワールドだと思います。日本人として、観ていて心地良いです。ストーリーも含めて、自分たちができることを音でどのように昇華させていくことできるのか、そこが一番の挑戦だったかと思います」とコメントしています。