初来日公演から34年、伝説のギタリスト、
デイヴ・メイスン(Dave Mason)が中野サンプラザに戻ってきました! 終演後は驚きの本人登場サイン会も! 本日18日(火)が奇跡の日本ツアー、最終公演となります。当日券が17:00から販売されますので、チケット未購入の方も今から駆けつけましょう!
1月17日(月)、デイヴ・メイスンの18年ぶりのソロ来日ツアーの東京公演が行なわれました。会場は彼の初来日公演と同じ思い出深い中野サンプラザ。そのプレイは、枯れた味わいになっているかと思いきや、あまりにも力強い声、会場中に響き渡る美しいギターのトーン、まさに現役バリバリの素晴らしいライヴとなりました。
オープニングは、1978年『流れるままに』から名曲「Let It Go, Let It Flow」。『アローン・トゥゲザー』『忘れえぬ人』『流れるままに』といったソロ名盤からの名曲をたっぷり、そして、伝説の
トラフィックの名曲まで全15曲、約1時間30分にわたって素敵なギターと歌を思う存分聴かせてくれました。中でも秀逸だったのはアコースティックで奏でる『忘れえぬ人』からの「Every Woman」と、『流れるままに』からの全米12位を記録した大ヒット曲「We Just Disagree」。その美しいハーモニーとメロディは会場中を温かい空気で包みました。終盤にはテッパンのトラフィックの名曲「Dear Mr. Fantasy」「Feelin’ Alright」で会場中を沸かせ、アンコールでは1976年『ライヴ〜情念』でもとりあげた
スペンサー・デイビス・グループの名曲「Gimme Some Lovin’」、そして最後は誰もが待っていた「All Along the Watchtower」で大盛り上がりの中終了。
途中「初めて日本でプレイしたのはこの会場だったんだ。長い時間かかったけど、またここに戻って来れて嬉しいよ」というコメントも。デイヴが支える5人のバック・メンバーもタイトな演奏を繰り広げ、中でも70年代から彼を支えていたベーシスト、ジェラルド・ジョンソンが参加しているのは嬉しい限り。
さらに、驚きの本人登場サイン会も実現! 18年ぶりのソロ来日コンサート、しかも思い出深い「中野サンプラザ」とあって、できるだけ多くのファンと触れ合いたいというデイヴ側のリクエストから、会場でCDを購入されたお客様を対象にサイン会が開催されました。限定盤の紙ジャケットCDなどが約300枚用意された中、1976年の名ライヴ盤『ライヴ〜情念』(17日のセットリストの15曲中、8曲を収録)を筆頭に、開演前に売り切れるタイトルが続出。終演後は、サイン会を待つ熱心なファン約300人の長蛇の列となりましたが、デイヴ・メイスンは一枚一枚に丁寧にサインし、握手を交わすなど、待ち焦がれた日本のファンとのつかの間の交流を楽しみました。
伝説のギタリスト、デイヴ・メイスンと直接触れ合えるまたとない機会! 素晴らしいギターを聴いて、その思い出に本人直筆のサインをもらえるなんて、なんて贅沢なひと時! ファンならずとも見逃せません(注:サイン会は当日会場販売でのCD購入者のみ対象。サインはそのCDのみになります。CD売切れ次第参加券配布終了となりますのでご注意ください)
日本公演最終日は、本日18日(火)の中野サンプラザ公演となっています。先述のとおり、当日券は17:00から販売されるとのことですので、チケット未購入の方も思い切って駆けつけましょう!
(C)photo by 川内太郎