デヴィッド・サンボーン 2003/04/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
マイケル・ブレッカーやエリック・アレキサンダーと並び、現サックス界では“3本の”指に入る実力派、
デヴィッド・サンボーンの新作
『タイムアゲイン』(UCCV-1043)が5月21日に遂に出ます!(写真は前作の
『インサイド』)
前記した2人がバリバリ活躍してる近年、「そろそろ“サンボーン”の出番かな?」とみんな待ってたんじゃないですか? そこに2003年、サンボーンが3年ぶりに参上! なんだか語呂も良くてめでたいですね!! 今回はVerve移籍第1弾として、かなり気合の入った内容です。プロデュースは売れっ子のスチュワート・レヴィンで、参加メンバーはリッキー・ピーターソン(key)、
ラッセル・マローン(g)、
クリスチャン・マクブライド(b)、
スティーヴ・ガッド(ds)、
マイク・マイニエリ(vib)。なんだかメンツだけで、もう音の想像がついちゃうのが逆に嬉しい。“時代は変われどフュージョンの灯火、消すまじ!”そんな心意気が伝わって来ます! 収録曲を眺めてみますと、わぁー! 「イズント・シー・ラヴリー」なんて聴いてみたいな! 我思うに、サックス・ソロの前のブレイクを、“ここぞ”とばかりにユニゾンでキメて来るのが容易に想像できるな。ガッドとかカッコいいんでしょうね! 過去6回の受賞暦を誇るグラミーウィナー、3年ぶりのオリジナル・アルバムとして、そちらの方も十分に期待できそうです。