DEAD END 2010/02/02掲載(Last Update:16/02/04 19:30)
オープンから早くも30年。あらゆるジャンルの音楽を飲み込み、数々の伝説的なライヴを生み出してきた目黒鹿鳴館が放つイベント、<鹿鳴館 30th Anniversary“鹿鳴館伝説 〜LEGEND OF ROCK MAY KAN〜”>。3月19日(金)、20日(土)の2日間、JCBホールで行なわれる本イベントの全出演者が発表されました。
1980年にオープンした鹿鳴館。当初は、
米米CLUBや
THE MODS、
ゼルダらが出演するなど、幅広いジャンルかつ最先端の音楽をシーンに提供していました。その後、
44マグナム、
アースシェイカーをはじめとするジャパニーズ・へヴィ・メタルの精鋭たちが拠点としたライヴ・ハウスとして活躍。80年代後期〜90年代初期には
X JAPANや
LUNA SEA、
GLAYらが何度もこのステージに上がり、数多くの伝説的ライヴを展開しました。そして、オープンから30年となる今年。数々の名演を目黒鹿鳴館で繰り広げたバンドたちが一堂に会し、東京JCBホールで祝祭を繰り広げます。
19日は2000〜2009年までの間にステージを彩ったヴィジュアル系の精鋭たちが集結。東京初のワンマンをこのステージで飾った
ムック。そして活動開始時から鹿鳴館にこだわり続け、衝撃的なステージングを展開してきた
メリー。関西からは
Phantasmagoriaが参戦。そして、やはり結成当初から鹿鳴館で活躍したバンド、
Versaillesも登場。これら4バンドが一堂に集まることは実は初の出来事になります。
20日公演はまさに“伝説”が時空を超えて激突。なんと、44マグナム、
DEAD END、
D'ELRANGERが共演します。鹿鳴館の年末風物詩、通称メタパこと“ALLNIGHT METAL PARTY”にてそれぞれの時代で名演を繰り広げた伝説たちが一堂に会するとは驚愕の事実。80年代初頭のジャパニーズ・へヴィ・メタル・シーンを牽引し、記念すべき“ALLNIGHT METAL PARTY”の第一回目のヘッドライナーを務めた44MAGNUM。そして、昨年20年ぶりに再結成、音楽的にも存在的にも“異形の塊”であり続けるDEAD END。さらに、19日の出演者をはじめ、その卓越した音楽センスにより数多くのバンドが憧れ続けたD'ERLANGER。登場以来、ジャンルの壁を真っ先に飛び越えてつねにシーンに刺激を与え続けてきたこの三組が一堂に会するのも、なんと初めての出来事。
まさに、全ヴィジュアル系ファン必見の2日間となりそうです!