交通事故に遭い、2008年以来昏睡状態にあった
DEFTONESのベーシストChi Chengが4月13日、病院で息を引き取ったことを特設サイト「One Love For Chi」(
oneloveforchi.com)にて家族が明かしました。
Chi ChengはDEFTONESのベーシストとして1995年のデビュー・アルバム
『Adrenaline』から2006年の
『Saturday Night Wrist』まで、5枚のオリジナル・アルバムに参加。メタル、ハードコアからヒップホップ、ドリームポップまで、幅広い要素を取り入れ独自昇華したDEFTONESの特異な音楽性を、レゲエにも通じるヘヴィかつファットなグルーヴで支えました。
昨年は肺炎を併発したものの回復、徐々に意識が戻りつつあることが確認されていたというChi Cheng。4月13日深夜、心臓が突然停止したためICUに運ばれ、そのままこの世を去ったとのこと。42歳という若さでした。ご冥福をお祈り致します。
また、DEFTONESはChi Chengの離脱後も
QUICKSANDのベーシストSergio Vegaの助けを借り、2010年に
『Diamond Eyes』、昨年には
『Koi No Yokan』と2枚の素晴らしい作品をリリース。Chi Chengの意志を継いで活動を続けています。