話題を呼んだ復活作
『ビヨンド』(2007年)から遡ること10年前、97年に発表された
ダイナソーJR.の
『ハンド・イット・オーヴァー(Hand It Over)』(写真)が再発決定! ケヴィン・シールズやビリンダ・ブッチャーという
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのメンバーが参加した話題作であるものの、近年は世界的に廃盤状態となっていた作品です。
『ハンド・イット・オーヴァー』は、ノイジーな爆音ギターの向こう側に切なげで郷愁を誘うメロディが流れる従来の路線もありつつ、
ニール・ヤングを彷彿させるような部分が印象深い、全体的に歌心溢れたポップな作風の作品。また本作を最後にバンドが一旦解散となる、当時としてはラスト・アルバムでした。
今回の再発盤は米ライノによる企画で、米国にて6月10日発売予定。なお、未確認情報ながらリマスタリングが施される可能性もあるようです。まだ未購入であった方なら、このチャンスに手に入れてみてはいかがでしょうか?