辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、ビデオ『Deathbed Statement』をリリースします。7月29日(土)にData CDRリリースとデジタル配信を行います。Data CDRは12枚限定です。
辻一郎は1966年生まれ。東京で86年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始して、98年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。おもに自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
この作品を作るため、はじめに、4つまたは6つのエフェクトを1つのファイルに掛けて、これを繰り返して24のビデオを作りました。これらのビデオは、短時間で様々に変化するダークで有機的な映像です。この作品は、Dissecting Tableのアルバム『Clusterfuck』のプロモーション・ビデオです。独自のシンセサイザーシステムが作り出したノイズミュージックに合わせて24のビデオを構成的に組み合わせました。