CDの大量破壊、ラジオ局出入禁止、そして殺人予告……。才色兼備のカントリー・ガールズ・バンド、
ディクシー・チックスが、強烈なバッシングを浴びながらも、グラミー賞5部門制覇という奇跡の復活を果たすまでの軌跡を記録したドキュメンタリー
『ディクシー・チックス シャラップ・アンド・シング』(GNBF-1245 税込3,990円)が来年の1月23日に発売されます。
「私たちは、アメリカの大統領が(同郷の)テキサス出身ということが恥ずかしいわ」
全米で国民的な人気をほこり、空前の売上記録を樹立してきたディクシー・チックス。しかし、2003年のイラク戦争開戦直前にステージ上で反ブッシュ発言をしたことで、状勢は一変。全米のバッシングが吹き荒れるなか、遂には殺人予告が出るまでに事態はエスカレート。窮地に追い込まれながらも彼女たちは自分たちを見つめ直し、シンガーとして、女性として、人間として成長し、2006年にはグラミー賞5部門制覇の快挙を成し遂げる……。ディクシー・チックスの激動の3年間を全て網羅した本作、監督は、2度のアカデミー賞ドキュメンタリー賞を受賞している
バーバラ・コップルと、名優
グレゴリー・ペックの娘
セシリア・ペック。音楽ファンのみならず、多くの人々の共感を得る秀作ドキュメンタリーとして数多くの映画賞を受賞し、東京国際映画祭でも上映され満場の拍手を浴びたそのストーリーをぜひ目撃しましょう。