ダウトがメジャー初のアルバム
『MUSIC NIPPON』をリリース! 昨年7月にメジャー・デビュー、9月にはメンバーの幸樹(vo)が喉の手術、入院というアクシデントがあったもののすぐさま復帰を遂げた彼ら。ライヴを重ねて実力をつけてきたバンドの魅力が収められた『MUSIC NIPPON』は、いわゆる“V系”という括りをはるかに越えたバラエティに富んだ仕上がりとなっており、幸樹がかねてから挑戦したかったという“演歌”にもダウト流サウンドでトライしています!
アルバムのアートワークは、長野県松本市にある高級料亭「松本館」の旧館大広間「鳳凰の間」で撮影されたもの。この「松本館 旧館」は、なんと国の登録有形文化財に認定されている建造物で、鳳凰の間は地元の彫刻家・太田南海の手による床柱や、折上格天井、建具など各所に壮麗な内装を備えている優美な空間! この中でアーティストの撮影が行なわれたのは初めてということで、地元新聞社からも取材があったとのこと。
リード曲「MUSIC NIPPON」のミュージック・ビデオ撮影ではこの場所に、大胆にも、楽器を持ち込んでパフォーマンスをしており(もちろん、ドラムセットの下には傷をつけないよう保護シートを敷き、靴も撮影用に用意するなど、万全の態勢!)、バンドの演奏シーンは華やかな赤と金、黒でデザインされた衣装で華麗なパフォーマンスで魅せ、幸樹1人のシーンでは黒髪に青の着物をアレンジした衣装で艶かしくも力強い歌声で印象的な映像になっています。
この建造物を自ら探しあてた幸樹は、「昨年から日本で色々なことがあったので再度日本人としての心を呼び覚ましたくて『MUSIC NIPPON』を作りました。そしてこの楽曲に合う場所を探していた時に松本館を発見し、自分が思い描いていた場所はここしかないと思い、撮影のオファーをしました。有形文化財ということで、当然傷つけたりしてはいけないので気を使いながらの撮影がちょっと苦労しましたが、完成した作品はかなり満足するものになっています!」とコメントしています。
日本の風情を取り入れた楽曲もダウトの魅力のひとつですが、今回のアルバム内容もジャケット、ミュージック・ビデオも日本を愛するメンバーの気持ちが反映したものになっているのでぜひチェックを!
ダウトは昨日からリリース・イベントを行なっており、今後も福岡、大阪、名古屋、東京などで開催。さらに、3月3日のFC限定ライヴを皮切りにアルバム・ツアーがスタート、5月20日のShibuya O-EASTまで計21本のワンマン・ライヴを全国で繰り広げます!