“プログレッシヴ・メタル”を世界に知らしめたパイオニアにして最高峰、人気、実力共に他の追従を許さないスーパー・バンド、
DREAM THEATER(ドリーム・シアター)。2007年の前作
『Systematic Chaos』Roadrunner records移籍第2弾、10thアルバム『Black Clouds & Silver Linings』がいよいよリリース!
通常盤(RRCY-21342 税込2,548円)、
デラックス・エディション(RRCY-29185〜7 税込4,200円)の2タイプ(内容については過去ニュース参照!)で6月24日発売。
名作
『Awake』を思わせる美しいアートワークに、今か今かと胸をときめかせているファンが多いことであろう本作。前作に引き続き、“ファンが好きな要素を全て抽出して、1つにまとめた作品”とMike Portnoyはコメントしていますが、聴き始めればこれまでにないチャレンジが滲み出ているのが如実に窺えるはず。近作のエモーショナルなメロディと
『Train Of Thought』でのダークネスが高次で融合したかの如き楽曲群はもちろん、個人的体験をもとにリアリティを追求したパーソナルな歌詞は、良い意味でバンドが外に開いているように感じられます。
長編曲のみで構成された全6トラックからは、“大作主義”という言葉は浮かびません。メンバー全員と親しかったMikeの実父Howard Portnoyの死を乗り越え、卓越したアレンジ力と情熱で1曲1曲丹念に制作されたことが伝わってくる10枚目の節目に相応しい作品。タイトルの持つ意味はそこに込められています。