90年代のオリジナル・シューゲイザー・ムーブメント時に米国のボストンから突如現れた5人組バンド、
ドロップ・ナインティーンズ(Drop Nineteens)。彼らのデビュー・アルバム
『Delaware』(写真)がボーナス・トラックを追加して復刻されます。
ドロップ・ナインティーンズは、ボストンの大学に通っていたGreg Ackellを中心に、日本人ギタリストのMotohiro Yasueも含めた5人によって91年に結成。英国のシューゲイザー・バンド、
チャプターハウスが米国ツアー時に彼らを気に入ったことが縁となり、Hut Recrodsよりデビューを果たします。
今回復刻される『Delaware』は92年に発表された彼らの1stアルバム。“銃を手にした少女”というジャケットのインパクトでも知られる本作には、マドンナのヒット曲「Angel」のカヴァーほかを収録。ノイジー・ギターの繊細さと米国バンドらしい安定感が一体となったサウンドは、当時、米国よりもむしろ英国で絶賛されました。
今回のCherry Redによる復刻では、アルバムには未収録であったEP収録曲をボーナス・トラックとして追加。発売は英国盤が4月20日に、米国盤が5月19日にそれぞれ予定されています。彼らを見出したチャプターハウスはもちろん、
スーパーカー好きにもオススメな本作、アナタもぜひお手元に!