LAPONEエンタテインメントに所属するアーティスト、
DXTEENの自身初となる〈1ST ONE MAN LIVE TOUR『START OF THE QUEST』〉が、5月18日(土)大阪・Zepp OSAKA Baysideで幕を開けました。
5月10日にデビュー1周年を迎えたDXTEENは、7月17日(水)にリリースする自身初のアルバム『
Quest』を携えて大阪・福岡・東京の3都市をまわります。
[オフィシャル・レポート] 場内のライトが消え、ライブの始まりを知らせる迫力のあるオープニングSEが流れ出し、ペンライトで照らされたステージ2階屋に1人ずつメンバーが現れ、メンバーの大久保波留の「大阪!Are You Ready!?」という声に会場は大歓喜に包まれます。
続いてリーダー谷口太一の「大阪、みんな声出して最高のライブにしていこうぜ!」と呼びかけ、観客のボルテージがマックスに達すると、4月26日に配信開始したDa-iCE 花村颯太氏からの提供曲「Good Luck」でDXTEENの冒険のスタートしました。
曲間にメンバーがステージ中央に集まると、ダンスパフォーマンスが始まり、ギターサウンドに包まれながら6人のシンクロ率100%のパフォーマンスは見応え十分。続いてダンスリーダーでもある谷口太一の自己紹介と言わんばかりのソロダンスが始まると、それに続きそれぞれ順にソロダンスを見せます。
MCでは、メンバーの福田歩汰が「ペンライト黄色にお願いします!」と観客にねだると場内が黄色一色に。「こんなに黄色い景色を見せてもらえると今日は300%の力で頑張っていきたいと思います!」と意気込みを見せます。続くメンバーも場内の明かりがメンバーカラーに変わると喜び、「今日は絶対に楽しませます!」と気合十分。
続く、「Snowin’」ではダンスブレイクが追加された特別バージョンを披露。涼しげなサウンドにぽちゃりと響く水滴音に合わせここでしか見られないいつもと違うイメージに観客も大歓声をあげます。
さらにはボーカルメンバーの寺尾香信、福田歩汰が2人で登場。福田歩汰の繊細で透明な声と、寺尾香信の低くて響き渡る声が合わさり、ライブでしか見れないユニットのパフォーマンスを披露しました。
さらには、突如バックライトと共にシルエットに映し出されたのは、末っ子メンバーの田中笑太郎。ピストルの引き金音と共に、激しくもしなやかで繊細なソロダンスを見せます。寺尾香信・平本健も合流し3人でユニゾンパフォーマンス。意外な組み合わせと圧倒的なパフォーマンスで会場は驚きに包まれます。
グループ内でラップを担当している谷口太一と平本健はユニットによるラップパフォーマンスを披露。真っ赤なLEDとサイレンの音が鳴り響く中、“荒目のテンポ”で2人だけの“治安”の悪いステージを作り上げます。
残る大久保波留は、期待が集まる中、オールラウンダーを誇っているだけありソロラップに挑戦。自身でも初となる書き下ろし歌詞を熱くパフォーマンスしました。
終盤に近づくと、観客のアンコールで会場が響き渡る中、田中笑太郎の声が聞こえてきます。「NICO、おいでよ。」そして登場したメンバーからアンコールの1曲目は撮影OKという嬉しいサプライズが。ファンが向けるカメラ一つ一つにアイコンタクトしながら、最後のNICOとの時間を楽しむ姿を見せます。「Come Over」のサビでのセリフは、関西出身の谷口太一と平本健が担当。関西弁で「おいでやす」とアレンジし、会場には微笑ましい笑いが生まれます。
最後の挨拶で平本健は、「ライブが始まる前にスタッフさんが、会場の前に並んでいるNICOの写真を見せてくれたんですね。それを見た瞬間に、もうなんか、ありがとうって感謝の気持ちでいっぱいになりました。そしたらそれだけでちょっと泣きそうになりました」とファンへの感謝の思いを明かす。
グループ結成以来一度も涙を見せたことがないという田中笑太郎も、この日は特別な気持ちで迎えていた様子で、嬉し涙を堪えきれず後ろ向いてしゃがみ込む末っ子にお兄ちゃんたちが駆け寄ります。「念願だったペンライトを、皆さんが、持ってってくださって、この会場いっぱいのペンライトを見たこの景色を見て、なんかすごい頑張ってきてよかったなって思いました」。リーダー谷口太一は「NICOの皆さんが本当にファンレターだったりとか、こうして実際に会いに来てくれたりとか、本当にいろんな形で本当に愛を伝えてくれるので、僕たちは本当にそれに応えないとっていう気持ちで、本当にこれからもっともっと頑張っていかないとなって今日改めて思いました」と感謝と、まだまだ続くツアーに対する決意を語りました。
最後はNICO(ファンネーム)とDXTEENが初めて出会ったデビュー曲「Brand New Day」で締めくくります。DXTEEN 1st ONE MAN LIVE TOURは6月6日(木)Zepp Fukuoka、6月9日(日)Zepp Diver Cityで公演が続いていきます。
©LAPONE Entertainment