禁断の音楽“ロック”で世界を一変させ、若くして謎の死を遂げたスーパースター、
エルヴィス・プレスリーの「誰も知らなかった」真実の物語を、『
ムーラン・ルージュ』『
華麗なるギャツビー』の
バズ・ラーマン監督が映画化した『エルヴィス』より、「トラブル」のリリック・ミュージック・ビデオが公開されました。
解禁された映像には、42年間のプレスリーの波乱万丈な人生が凝縮されています。観客を熱狂の渦に巻き込む伝説的ライヴ・シーンに合わせて、名曲「トラブル」の歌詞が煌びやかに映し出される中、エルヴィスを語る上では外せない重要なシーンがフラッシュバックで映し出されます。
のちに彼の音楽性に大きな影響を与えることになる、少年時代に初めて触れた“ゴスペル”のシーン、名優
トム・ハンクスが老獪に演じたエルヴィスの悪名高きマネージャー、トム・パーカーとの運命的な出会い、そして円熟味を増したエルヴィスによる大迫力のラスベガスのステージなど、エルヴィスの生き様がおよそ2分間に凝縮されています。42歳という若さでこの世をさった世紀の大スターの軌跡に、誰もが魅了されること間違いなし。エルヴィスの型破りに逆境を打ち破る姿勢を表現するかのような「トラブル」の歌詞にも要注目の映像となっています。
伝説的なスターを演じるにあたって主演の
オースティン・バトラーは、「エルヴィス本人のパフォーマンスを徹底的にコピーしたいと思った。観客が生前のエルヴィスを思い起こすだろうから、できるだけ正確に再現しなくちゃいけない。でも、パフォーマンスを一から創作する必要もあったんだ。パフォーマンスの完成度と鮮度をどう両立させるかが課題になったよ」と、役作りの難しさを語っています。ただの物まねに終わることなく、あたかもそこにエルヴィスが存在しているかのように演じるという彼の挑戦は、見事に果たされました。大きな壁を乗り越えた果てにたどり着いたオースティンの渾身のパフォーマンスは、今世界中で話題となっています。
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