アルバムのオープニングを飾る、映画『オズの魔法使』の1曲である「Over the Rainbow(虹の彼方に)」は、爽やかにな躍動するリズムに。アップ・テンポのボサ・ノヴァのリズムを交えた「Bird of Beauty」はポップなフィールがキャッチーかつ、色彩感も鮮やかで、生きる喜びが満ちたような演奏。その一方で、マヌーシュスウィング風にアンニュイな感覚もにじませる「Fais comme l’oiseau」のような曲、ギターとストリングスをフィーチャーしてロマンティックに歌う名スタンダード「Skylark」、ピアノとフリューゲルホルンのソフトな音空間に切なさがにじむスウィートなバラードも魅力的に響きます。