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エマ・ジーン・サックレイ、カッサ・オーヴァーオールをフィーチャーした新曲「It’s Okay」を発表

エマ=ジーン・サックレイ   2025/02/20 12:56掲載
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エマ・ジーン・サックレイ、カッサ・オーヴァーオールをフィーチャーした新曲「It’s Okay」を発表
 英国のジャズ・シーンで活躍するプロデューサー / 作曲家 / マルチ・インストゥルメンタリストのエマ・ジーン・サックレイ(Emma-Jean Thackray)が4月25日(金)にリリースする2ndアルバム『Weirdo』より、米シアトル発のドラマー / プロデューサーのカッサ・オーヴァーオールをフィーチャーした新曲「It's Okay」を発表しました。

 「It's Okay」は、エマのジャンルを超越し融合させる能力が活かされた、ドリーミーで重みのない楽曲。カッサ・オーヴァーオールのレイドバックしたグルーヴ、アコースティック・ドラム、穏やかなブラスの音色に支えられ、エマは軽やかに「It's Okay」と歌い上げます。

 エマは「この曲は、癒しを必要としているすべての人への子守唄のようなもの。誰かに抱きしめてもらったり、肩を叩いてもらいたい時に寄り添う楽曲。最近はトランペットを演奏することが難しくなってきていて、アルバム全体にもブラスの要素は多くない。でも、ブラスを取り入れた部分は、私の感情を最も深く掘り下げた部分です。だからこそ、ブリッジ部分のトランペット・ソロは、とてもパーソナルなものになっている。Kassaは同じ“ウィアード(変わり者)”であるがゆえに、この曲のメッセージを完璧に伝えてくれた。『何が起こっても、大丈夫』というメッセージを、リスナーだけでなく、自分自身にも伝えたかったのかもしれない」と楽曲について語っています。

 アルバム『Weirdo』は、ジャイルス・ピーターソン主宰の「Brownswood Recordings」および「Parlophone Records」よりリリース。常に音楽の限界に挑戦し続けるエマは、この作品で自分らしさ、悲しみ、そして感謝について深く個人的かつ独創的に探求しています。グランジ、ポップ、ソウル、Pファンク、ジャズなど、さまざまな影響をミックスしたサウンドにのせて、現代をサヴァイブしインディヴィジュアルであり続ける人を称賛する物語を展開。作詞、作曲、演奏、レコーディング、ミックス、プロデュース、アレンジまでのすべてを自身の暮らすサウス・ロンドンのアパートで手がけ、彼女の並外れた音楽性と大胆不敵な自己表現を閉じ込めた作品に。

 先に公開された「Wanna Die」は、熱狂的なエネルギーと繊細な内面がみごとに調和した死生観と回復力について綴った一曲。2024年にリリースされた「Black Hole」(レジ―・ワッツをフィーチャー)は、ジャズ、ポップ、ソウルの要素が融合し、エマ独自のスタイルを体現したPファンクのエッセンスが詰まった楽曲として注目を浴びています。

 当初は精神的多様性とメンタルヘルスに関する瞑想として構想されたアルバム『Weirdo』。しかし、2023年1月に長年のパートナーを自然原因で予期せず失ったことをきっかけに進化し、非常に個人的かつ普遍的に感じられるアルバムとなりました。複雑な構成、生々しい感情、そして揺るぎない自信を備えた『Weirdo』は、回復力の傑作であり、個性への賛美であり、かつ英国音楽の最前線に立つアーティストの大胆な飛躍を表現しています。

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©Lewis Vorn

エマ=ジーン・サックレイ「It's Okay」配信リンク
emmajeanthackray.lnk.to/itsokay

■2025年4月25日(金)リリース
エマ=ジーン・サックレイ
『WEIRDO』


[収録曲]
01. Something Wrong With Your Mind
02. Weirdo
03. Stay
04. Let Me Sleep
05. Please Leave Me Alone
06. Save Me
07. Maybe Nowhere
08. What Is The Point
09. Black Hole ft. Reggie Watts
10. In Your Mind
11. Tofu
12. Fried Rice
13. Where’d You Go
14. Wanna Die
15. Staring At The Wall
16. I Don’t Recognise My Hands
17. It’s Okay ft. Kassa Overall
18. Remedy
20. Thank You For The Day
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