モーリス・アンドレ(Maurice André)に師事し、若干14歳でパリ音楽院を修了(現在も最年少記録)したのち数々の国際的なコンクールで優勝、その後も積極的に後進の指導にあたるなど、熱心な活動を続けているトランペット奏者
エリック・オービエ(Eric Aubier)が、日本で国際フレンチトランペット音楽院を開講します! 5月2日(土・祝)には、オービエおよびオービエとともに講師を務める
アンドレ・アンリ(André Henry)による説明会と、講師陣&門下生によるコンサートが開催されました。
国際コンクールの審査員を務めるなかで、日本にはフランス式のトランペットおよび管楽器のフランス式教育の普及と促進が必要と感じたというオービエ。音楽院では、大学入試準備と演奏技術の向上を目指す“大学準備コース”と、国内・国際コンクールで広く活躍できる奏者の育成を目的とする“プロ養成コース”の二つが開設され、それぞれ2015年8月と2016年4月に開講予定とのことです。
開講に際してのオービエのコメントは以下のとおりです。
当学院の目標は、若く才能ある日本人トランペット奏者が国際コンクール及びオーケストラオーディションで成功する為の競争力を付けていくことです。またトランペット指導法と新しく作曲されるトランペット曲レパートリーもカリキュラムに含まれます。
年間を通じて、定期的に私が指導しますが、不在の場合も優れた才能を持ち、彼自身著名な国際コンクールで優勝しオーケストラ経験もあるフランス人トランペット奏者、アンドレ・アンリが指導していきます。(エリック・オービエ) オービエのコメントのとおり、指導はオービエ自身とアンリが行なうとのこと。また、招待ソリストによる特別マスタークラスも開講予定とのことです。コースや概要の詳細はwebサイト(
www.eric-aubier-institute.net)でご確認いただけます。