米ニューヨークのジャズ・シーンで“最も独創的で創造的”とメディアから評され、権威ある音楽雑誌「ダウンビート」の“ライジング・スター部門”の第1位に選出されたピアニスト、クリス・デイヴィス(Kris Davis)と、
ウイントン・マルサリスのバンドのレギュラー・ベーシストとして知られる
エリック・レヴィス(Eric Revis)がデュオで来日しジャパン・ツアーを開催。4月1日(日)愛知・名古屋 Star Eyes、2日(月)・3日(火)京都・Le Club Jazz、4日(水)静岡・LifeTime、5日(木)東京・新宿 Pit Inn、6日(金)東京・武蔵野スイングホール、7日(土)東京・南青山 Body & Soulの7公演を行ないます。
デイヴィスはカナダ・バンクーバーで出身。6歳でピアノを始め、12歳頃から
ハービー・ハンコックや
キース・ジャレットに影響を受けてジャズに傾倒。トロント大学でジャズ・ピアノを専攻し学士号を取得。2001年にニューヨークに移り、
ジム・マクニーリーに師事し、ピアノと作曲を学んでいます。2009年に発表したソロ・アルバム『Aeriol Piano』(Clean Feed)は「ニューヨーク・タイムズ」「ジャズ・タイム」といったメディアの“ベスト・オブ ・ザ・イヤー・リスト”に選出され、注目を浴びました。さらにリーダーとしての活動に加えて、
ポール・モチアン、
ビル・フリゼールらトップ・ミュージシャンのライヴやレコーディングに参加しています。
レヴィスは1967年生まれ。
クレイグ・ベイリー(as,fl)らと活動した後、1998年から
ジェフ・“テイン” ・ワッツ(ds)とのリズム・セクションで
ブランフォード・マルサリス・グループに参加し、現在もレギュラー・ベーシストとして活躍しています。深みのあるアコースティックなサウンドと、軽快でメロディックな明るいプレイで話題を呼び、またコンポーザーとしても高い評価を得ています。リーダー作をリリースする一方、
カート・ローゼンウィンケルや
スティーヴ・コールマンら多くのミュージシャンと共演し、2000年以降のジャズ・シーンにおいて重要人物のひとりとして知られています。