ジャズ・ベーシスト / シンガーのエスペランサ(Esperanza Spalding)は、ブラジル先住民族の領有権を制限する法案(マルコ・テンポラル)の否決を下したことを受け、ブラジルのプロデューサー、プレティーニョ・ダ・セリーニャ、エンジニアのアルトゥール・ルナと制作したサンバ風の新曲「Não Ao Marco Temporal」を発表しました。
一部の営利団体が押し進めていた先住民族の領有権を制限するマルコ・テンポラルをブラジル最高裁が否決したことは、世界中の環境保護活動家や人権活動家によって歓迎されました。この法案は、400以上のブラジル先住民族を強制排除の脅威にさらし、熱帯雨林を確実に危機に陥れるものと言われています。エスペランサは、この問題に対する認識を高め、先祖伝来の土地を守るために闘い続けるブラジルの先住民族コミュニティを支援するよう、世界中の人々に強く呼びかけるために新曲「Não Ao Marco Temporal」をレコーディングしました。