2011年にグラミー最優秀新人賞を獲得し、各所で話題沸騰となったべーシスト / シンガー・ソングライター、
エスぺランサ(Esperanza Spalding)のニュー・アルバム
『ラジオ・ミュージック・ソサイエティ』が3月21日に発売されます。
ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・チャートで1位を獲得した前作
『チェンバー・ミュージック・ソサイエティ』の対をなすアルバムという本作について、本人は「もともとはこの2枚のアルバムをダブル・アルバムとして出そうと思っていたの。1枚はとても個人的で繊細な室内楽の探求、そして2枚目はジャズ・ミュージシャンがいわゆる『ポップ・ソング』のフォーマットに近く分類される曲の形式やメロディを探求していくもの。この2つこそ私がとても興味を持っていることで、それぞれのタイプの曲を書く中で異なるプレゼンテーションやアプローチについて考えることに、とても好奇心が掻き立てられるの。ポップ・ソングの観点からいうと、ジャズが好きではないリスナーのことを考えるけれど、同時に音楽業界の中で私の周りにいてそれぞれのアイディアを最も良い形で解釈できる人のことを考えているわ」と語っています。
すでに世界中で賞賛を受けている彼女の最新作『ラジオ・ミュージック・ソサイエティ』、アメリカのオバマ大統領もその才能に惚れ込んでいる一人! エスぺランサの大ファンであるオバマ大統領は「I love listening to Esperanza. She is wonderful」とコメント、さらには大統領直々の招待により、ホワイトハウスやノーベル平和賞授賞式でライヴを行なうなど、そのゾッコンぶりはかなりのもの。
アメリカ大統領をはじめ、世界中のリスナーを魅了するエスぺランサが手がけた、ブラック・ミュージックの最新形『ラジオ・ミュージック・ソサイエティ』。さらに
デラックス・エディションのDVDには、アルバム収録全12曲のミュージック・ビデオが収録。12曲で1編のショート・ムービーような仕上がりになっている模様です。
先日ビルボードのサイトにて発表された2012年の注目アルバムにも選出された、エスペランサ『ラジオ・ミュージック・ソサイエティ』。ぜひ注目を。