2019年3月に開催される〈東芝グランドコンサート2019〉の公演内容が決定。北欧の名門
デンマーク国立交響楽団(Danish National Symphony Orchestra)が、2016年シーズンより首席指揮者を務める巨匠
ファビオ・ルイージ(Fabio Luisi)に率いられ初来日します。ソリストは、日本を代表するピアニストの
横山幸雄、そして世界のメジャー・オーケストラと共演を重ね、国際舞台で活躍するヴァイオリニストの
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Arabella Miho Steinbacher)です。
〈東芝グランドコンサート〉は、毎年海外の著名な指揮者やオーケストラ、豪華なソリストらの招聘 / 共演を実現している、2019年で38回目を数えるクラシック・コンサート・シリーズ。今回が日本で初のコンサートとなるデンマーク国立響は、1925年に創立。デンマーク放送協会(DR)の文化的フラッグシップとして発展を続け、これまでに世界中のトップ・アーティストと共演を重ねてきました。古典作品やロマン派の音楽はもとより、現代曲においても多くの聴衆を魅了する実力を誇る楽団です。指揮は、2016年シーズンより同楽団の首席指揮者を務めるルイージ。現在はデンマーク国立交響楽団のほかに、チューリッヒ歌劇場音楽監督、フィレンツェ五月音楽祭音楽監督も兼務しています。
曲目は、デンマーク国立響にとって“お国もの”である
ニールセンの歌劇『仮面舞踏会』序曲、横山がソリストを務める
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、
チャイコフスキーの交響曲第5番からなるAプログラムと、デンマークの作曲家ベント・ソレンセン(Bent Sørensen)による今回が日本初演となる作品「Evening Land」、シュタインバッハーがソリストを務める
ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第7番を組み合わせたBプログラムの、2種類が予定されています。
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東芝グランドコンサート2019
ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立交響楽団www.t-gc.jp3月12日(火)東京 赤坂 サントリーホール【Aプロ】
3月13日(水)石川 金沢 石川県立音楽堂コンサートホール【Aプロ】
3月14日(木)愛知 名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール【Aプロ】
3月16日(土)福岡 アクロス福岡シンフォニーホール【Bプロ】
3月17日(日)広島 上野学園ホール【Aプロ】
3月19日(火)東京 赤坂 サントリーホール【Bプロ】
3月21日(木・祝)兵庫 西宮 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール【Bプロ】
3月22日(金)宮城 仙台 東京エレクトロンホール宮城【Bプロ】
[出演]
ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立交響楽団 / 横山幸雄(p)※Aプロ / アラベラ・美歩・シュタインバッハー(vn)※Bプロ[曲目]
【Aプログラム】
ニールセン: 歌劇『仮面舞踏会』序曲
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番変ホ長調op.73「皇帝」(ピアノ: 横山幸雄)
チャイコフスキー: 交響曲第5番ホ短調op.64
【Bプログラム】
ソレンセン: Evening Land(日本初演)
ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調op.26(ヴァイオリン: アラベラ・美歩・シュタインバッハー)
ベートーヴェン: 交響曲第7番イ長調op.92