オープニング映像に使用される主題歌「Take my hand」は、メンバーのLil’ Fang(リルファング)が作詞した書き下ろしで、傷つきながらも仲間と支え合い前に進む登場人物たちの姿を表現したナンバー。「たった1人で戦うなら、せめて傍にいられないかな?」の歌詞にあるように、まっすぐすぎるがゆえに周囲から孤立してしまうマリア、無関心を装い、人を遠ざけてしまう目黒、不器用に想い合う2人の気持ちや、ドラマの内容に寄り添いながら、一歩踏み出す勇気をくれる楽曲となっています。
作詞を担当したLil' Fangは「元々、原作のファンであったため、今回主題歌をつとめることができてとても光栄です。『悪魔とラブソング』は登場人物が、色んなものを抱えながら、自分らしさであったり、居場所を見つけていくところがすごく印象的だったので、主人公たちを応援する気持ちで“手を取り合って”という意味を込め、〈Take my hand〉をかかせて頂きました。ドラマを通じて多くの人の心の支えとなる曲になったら嬉しいです」とコメント。
本ドラマの大野哲哉プロデューサーは、今回のFAKYの起用について「数年前からFAKYさんの楽曲は、よく聞いていました。特に〈Who We Are〉という楽曲は、自分にとってのパワーソングになっていました。『悪魔とラブソング』の実写ドラマ化を準備していた時に、主題歌は、FAKYさんしか考えられないと、オファーする前から自分の中では決まっていました。それは“一人で立つことを恐れない強い想い”を歌っているFAKYさんの楽曲のテーマが、ドラマで描きたいテーマと全く一致していたからです。最初の打ち合わせで〈Take my hand〉を聴かせていただいたのですが、監督をはじめ、同席していたスタッフ、満場一致で“この曲しかない!”と即決しました。監督は楽曲にほれ込んで、撮影カメラマンや主要スタッフにすぐに共有しました。結果として、『悪魔とラブソング』の映像は、楽曲の雰囲気に相当な影響を受けましたね。映像と音楽のマッチングをぜひお楽しみください」とコメントしています。