長らくバンドを留守にしていたDino“El Asesino”Cazares(g)が電撃復帰、強力7thアルバム
『Mechanize』を2010年にリリース。往年のファンを唸らせたメカニカル・メタル・マスター、
FEAR FACTORY(フィア・ファクトリー)。彼らがニュー・アルバムその名も『The Industrialist』(写真)をリリース! ボーナス・トラックを追加収録した
国内盤(WPCR-14465 税込2,580円)が5月30日より発売中となっています。
今年に入ってから、前作の素晴らしい仕上がりに大きく貢献していた巨漢リズム隊、Byron Stroud(b)&Gene Hoglan(dr)の2人が脱退。卓越したプレイヤーだけに残念でなりませんが、今度は元RINGWORM、
CHIMAIRAでギターをプレイしていたMatt DeVriesが
SIX FEET UNDERを早速脱退しベーシストとして加入! 本作のドラムパートはプログラミングで制作されていますが、現在はMALIGNANCY、SYSTEM DEVIDEのドラマーMike Hellerも加入した強力編成となっています。
“マシーン vs 人類”というもはや使い古されたテーマを、ガッチンガッチンのメカニック・メタルで表現して様になるのは、はっきり言ってFEAR FACTORYだけ! ウィリアム・ギブスンやブルース・スターリングからの引用も今やレイドバックしたものとなっていますが、彼らの手にかかれば極上鋼鉄作品に! 唯一無比のFEAR FACTORY節を今回もご堪能あれ。Sumerian系のご先祖様のひとつとも言える存在なので、若いファンも当然必聴です!