1990年代半ばに結成されたフルックは、ライヴを重ねるなかで実力派バンドとして頭角を現し、20年以上メンバー・チェンジすることなく一線で活躍しています。日本では99年のアルバム『フラット・フィッシュ』でデビュー。たびたび来日公演を行ない、2018年にはピーター・バラカンが監修する〈Peter Barakan's LIVE MAGIC!〉に出演しました。その後、2019年に発表したじつに14年ぶりのアルバム『アンコーラ』はBBC Radio 2のフォーク・アワードでベスト・アルバムにノミネートされています。