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12月1日は世界エイズデー FLOW・KEIGOが伝える、性感染症予防啓発動画コンテンツ公開

FLOW(ROCK BAND / 1998)   2023/12/01 12:39掲載
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12月1日は世界エイズデー FLOW・KEIGOが伝える、性感染症予防啓発動画コンテンツ公開
 この度、ミクスチャー・ロック・バンド、FLOWのヴォーカル・KEIGOが出演する性感染症予防啓発動画コンテンツが、オカモト株式会社の公式YouTubeチャンネル「オカモトラバーズ研究所」にて公開されました。コンドームの販売が国内シェアNo.1を誇る企業で知られているオカモト株式会社とのタッグは、昨年に続いての取り組みとなります。

 今回は、オカモト株式会社社員の他、厚木市立病院泌尿器科の医師を務めながら全国各地でエイズ予防を含めた幅広い健康づくり活動に従事している岩室紳也氏を迎え、スペシャル鼎談を実施。2021年以降性感染症の一つである梅毒の増加が社会問題として取り上げられる昨今、「まずは知ろうとすること」「偏見のない正しい知識を持つこと」の重要さを伝えるため、「アーティスト」「医師」「コンドームメーカー社員」というそれぞれの立場だからこそ発信できる鼎談が実現しました。

 FLOWは、エイズ啓発活動「Act Against AIDS」に賛同し、音楽を通じてエイズ啓発メッセージを伝えるべく、俳優・岸谷五朗の呼びかけで東京・日本武道館にて開催されてきた〈Act Against AIDS「THE VARIETY」〉コンサートに、長年に渡り参加。一方で2011年3月11日、東日本大震災発生後に、宮城県名取市で災害ボランティア活動に直接参加したことで、被災地区の方々にパワーを届けるため、「自分たちにできることはないのか?」という想いが生まれたとのこと。“一人でも多くの人が「エイズを知る」きっかけとなること”“そして「音楽」「LIVE」を通じて東北にパワーを届けること”、この2つの想いをきっかけに、2013年〈Act Against AIDS in SENDAI〉を発足。2013年から2019年まで7年間に渡り、開催を継続しました。

 FLOWメンバーは〈Act Against AIDS in SENDAI〉発足に際し、エイズの現状や知識を深めるため約1年をかけて準備。その中で岩室紳也氏と出会い、HIVポジティブ患者の方々と直接話す機会を得ることができました。当事者の想いや実状を知り、活動していく上での学びになったとのことです。

 岩室氏はFLOWとの出会いについて、「被災地の支援に力を注ぐ中、なかなかHIV・エイズといった性感染症予防啓発の活動に重きを置くことができなかったが、そんな時にFLOWの皆さんが性感染症予防啓発の支援活動に取り組んでくださったのは、自分自身もエンパワーされとてもありがたかった」と語りました。

 KEIGOは動画内で、「性感染症に罹ってしまうことが“悪”ではなく、罹ったときに正しい行動をすることが重要」と訴え、そういった背景の一つに日本の性教育の遅れがあるのでは、と指摘。「“恥ずかしい”という気持ちが先行して正しい行動ができない。子どもたちがそうならない環境を作ることが大人の役目なのでは」と、自身の想いを熱く語ります。

 岩室氏は、児童が男女に分かれて行う日本の性教育に関しても、「自分は男の子だと思っている女の子に“あなたの月経は将来赤ちゃんを産むためにある”と言うことは地獄」と自らの見解を発信するなど、ジェンダーも絡む複雑な難しさを提言しており、考える機会を得られる内容となっています。

 この動画は、オカモト株式会社のYouTubeチャンネル「オカモトラバーズ研究所」にて、世界エイズデーである12月1日(金)正午12:00より配信。今日こそ性感染症のことを考えてみてはいかがでしょうか。





FLOW オフィシャル・サイト
www.flow-official.jp
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